CoinW(コインダブル)はクレジットカードを使用した入金が可能な海外仮想通貨取引所です。
しかし、クレジットカード入金の際のKYC(本人確認)の必要性や、入金限度額、利用可能なクレジットカードの種類などについて疑問を感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、
- CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金はおすすめできるのか?
- CoinW(コインダブル)のクレジットカードの特徴(メリット・デメリット)
- CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金方法
について詳しく説明します。
CoinW(コインダブル)に入金はクレジットカードより仮想通貨がおすすめ
CoinW(コインダブル)での資金の入金方法として、クレジットカードを使用する選択肢がありますが、結論としては「仮想通貨送金による入金」がもっともおすすめです。
なぜなら、仮想通貨送金による入金のほうが優れた点が多いためです。
以下、「クレジットカード入金と仮想通貨入金の比較表」です。
クレジットカード入金 | 仮想通貨送金(国内取引所経由) | |
入金にかかる所用時間 | 最短1分 | 1日~数日(国内取引所未登録の人) |
入金限度額 | あり(50~150万円) | なし |
必要な手続き | CoinWでのKYC認証 | 国内取引所の開設 |
対応通貨 | 多数(USDT, BTC, ETHなど) | 多数(BTC, ETH, XRPなど) |
手数料 | 高い(3%前後) | 安い |
仮想通貨送金をおすすめする理由の1つは、クレジットカード決済処理プロバイダーによって、追加の手数料がかかる場合が多いからです。
この手数料は、多くの場合、約3%またはそれ以下ですが、入金の度にこれが加算されると、長期的に見るとかなりのコストになり得ます。
一方で、仮想通貨による送金は、手数料がかなり低いか、場合によっては無料であることが多いです。
クレジットカードによる入金とは違い、国内取引所を介してCoinWに入金しなければいけない手間はありますが、一度覚えてしまえば簡単ですので、コストを抑えて取引を行いたいユーザーは仮想通貨での入金を習慣付けることをおすすめします。
CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金の前に知っておきたい特徴
CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金にはどのようなメリット・デメリットがあるのか、その特徴について解説します。
クレジットカード入金は入金ミスの心配がない
CoinW(コインダブル)のクレジットカードを用いた入金は、特に初心者や仮想通貨取引に慣れていないユーザーにとって、簡単さが大きな魅力です。
まず「入金ミスの心配がない」です。
仮想通貨送金時には、
- 入金アドレス
- ブロックチェーンのチェーン選択の間違い
などに細心の注意を払う必要があります。
1つでも間違えてしまうと、資金が永久に失われるリスクがあり、これは多くのユーザーにとって大きなストレスとなり得ます。
しかし、クレジットカードで入金する場合、このような入金アドレスの間違いや、間違ったチェーンに送金してしまうという心配がありません。
ユーザーは単にクレジットカード情報を入力し、購入したい仮想通貨の金額を指定するだけでCoinWアカウントの残高に反映されます。
クレジットカード入金はCoinWでKYC(本人確認書類の提出)が必要
CoinW(コインダブル)でクレジットカードを使って入金する際には、KYC(本人確認)の完了が必須となります。
KYCは、プロセスは、不正行為やマネーロンダリングの防止を目的として、世界中の多くの金融機関で採用されていますが、CoinW自体はKYCを必須としていないプラットフォームです。
しかし、CoinWでクレジットカードを使用した入金を行う場合には、KYCの完了が必ず求められるため、「プライバシーが心配だからKYC不要のCoinWを使っている」という方は注意が必要です。
クレジットカード入金は約50万円~150万円が上限の購入限度額がある
CoinW(コインダブル)でクレジットカードを使用して仮想通貨を購入する際には、購入可能な「金額上限」がある点に注意が必要です。
上限は、利用する決済処理プロバイダーや、購入する通貨によって異なりますが、一般的には約50万円から150万円のことが多くなっています。
ユーザーがもしもこの限度額を超える額を入金したい場合は、クレジットカード以外の方法、例えば銀行振込→国内取引所→CoinWのような他の入金方法を検討する必要があります。
クレジットカード入金には「クレジットカード自体の上限枠」もあるため、50万円から150万円の上限を超える可能性のある人はそれほど多くはないかもしれませんが、念頭においておきたい特徴の1つです。
クレジットカード入金はCoinWへの入金反映時間が早い
CoinW(コインダブル)におけるクレジットカード入金は、反映までのスピードが早い点も大きなメリットです。
クレジットカード入金の場合、平均的な反映時間は約1分から30分程度です。
一方、国内取引所からCoinWへの仮想通貨を介した入金の場合、
- 国内取引所の口座開設
- 銀行入金
- 仮想通貨の購入
- CoinWへの出金
などの多くのステップがかかりますし、ブロックチェーンネットワークの混雑状況によってはさらに時間がかかる場合があります。
また、送金アドレスの入力やチェーンの選択なども、始めての方は細心の注意が必要で、仮に国内取引所に登録済みの場合でも1時間程度はかかると思っておいたほうがいいでしょう。
クレジットカード入金の場合、このような手間は一切なく、数クリックで入金手続きを完了させることができます。
市場が急変するタイミングでとにかくチャンスを逃さずに取引を行いたいと考えている方は、CoinWでのクレジットカードによる入金は効率的な方法と言えるでしょう。
クレジットカード入金は入金対応通貨が多い
CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金には、幅広い入金対応通貨があります。
ビットコインから人気のあるアルトコインまで、クレジットカードの残高を直接仮想通貨にできるのは便利です。
具体的には、以下の仮想通貨がCoinWのクレジットカード入金に対応しています。
- USDT(テザー)
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコイン)
- DOGE(ドージコイン)
- EOS(イオス)
- TRX(トロン)
- SOL(ソラナ)
- AVAX(アバランチ)
- ADA(カルダノ)
クレジットカード入金はJCBやAMEXのブランドは使用不可
CoinW(コインダブル)ではクレジットカードによる入金をサポートしていますが、すべてのクレジットカードブランドが受け入れられるわけではありません。
現在、CoinWで受け入れられている主なクレジットカードブランドは、VISAとMasterCardです。
これらのブランドは世界中で広く利用されており、日本人ユーザーの場合も多くのユーザーがVISAとMasterCardを使っているため、問題なく入金できるでしょう。
一方で、JCBやAMEX(アメリカン・エキスプレス)などのブランドは、CoinWにおけるクレジットカード入金で使用することができません。
不便な点ではありますが、それでもCoinWで取引を行いたい場合は、国内取引所を経由した仮想通貨送金を検討してみてください。
クレジットカードで「仮想通貨の購入」が禁止のカード会社もあるため注意
CoinW(コインダブル)におけるクレジットカード入金をする前に、お使いのクレジットカード発行会社の規約によって「仮想通貨の購入」が禁止されていないか確認が必要です。
仮想通貨取引のリスクや不正利用の懸念から、国内の複数のクレジットカード会社が仮想通貨をクレジットカードで買うことを制限しており、クレジットカードで仮想通貨を購入しようとすると「取引が拒否される」「なぜか進めない」という場合があります。
その場合、ご自身のクレジットカードの利用規約をよく確認してみることをおすすめします。
CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金方法
CoinW(コインダブル)でクレジットカード入金の方法は、直感的な手順となっていてとても簡単です。
以下に、その手順を図解で解説します。
まずCoinWのアプリケーションを開き、画面左上にある「現金で通貨購入」をタップします。その後、「クレジットカード」を選択してください。
次に、「クレジットカード」を選択します。
その下の項目で、使用する法定通貨(例:USD、JPYなど)と、購入したい暗号資産(例:BTC、ETHなど)を選択します。
選択した通貨に応じて、利用可能な決済サービスプロバイダーのリストが表示されます。
それぞれのプロバイダーで支払い方法、手数料、料金が異なる可能性があるため、この情報を確認し、最適なプロバイダーを選択しましょう。
以下の画面で、「続ける」ボタンをタップすると、選択した決済サービスプロバイダーのページにリダイレクトされます。
ここで、クレジットカード情報を含む必要な詳細を入力し、表示されている指示に従って取引を完了させます。
画面のとおりに進めれば、クレジットカード入金は完了です。
取引が完了すると、CoinWアプリ内の「ユーザー注文管理」ページで、注文内容を確認することができます(画像引用元)。
CoinW(コインダブル)のクレジットカード入金方法まとめ
CoinW(コインダブル)でのクレジットカードによる入金ついて詳しく見てきました。
重要なポイントとしては、クレジットカードでの入金は素早く簡単・便利ですが、プロバイダーによって追加の手数料(3%前後が目安)がかかることです。
また、入金にはKYC(本人確認)が必要になる場合があること、また、一部のクレジットカードブランドが使用不可であることや、カード発行会社の規約で仮想通貨の購入が禁止されている場合があることにも注意が必要です。
CoinWでのクレジットカードによる入金を考えている場合は、メリットとデメリットを考えたうえであなたに合った方法で入金するようにしてみてください。
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